20代/ 女性
下腹部に波及した水いぼに、肛門、膣壁に波及したコンジローマを合併した一例|東京・性病検査・安い|銀座ヒカリクリニック
診断 尖圭コンジローマ
エピソード
尖圭コンジローマ
20歳代 女性
1年前に1,2回肛門性交を行った。6か月前におりものの悪臭が見られ、トリコモナスを発症した。子宮頚癌検査は行ったことがない。HPVワクチンは接種したか覚えていない。3か月前に伝染性軟属腫が指摘されていたが、自分でつぶしたりして様子を見ていた。
診察にて、会陰、右膣前庭部、肛門周囲などに尖圭コンジローマを疑う結節を認める(画像1,2,3,4)。
のちに子宮膣部、膣壁(画像5)にも明瞭に尖圭コンジローマの結節が認められた。
両側下腹部、恥毛部、臀部などに水イボが散見された。
膣内のコンジローマは他院で、他は全て当院で液体窒素、ベセルナ、ヨクイニンによる治療が施行され、約5週間で全ての病変は完全に治癒した。
*尖圭コンジローマの治療費は、液体窒素による凍結療法(初回¥9,350、2回目から¥6,050)、ベセルナクリーム¥7,260(1週間分)、ヨクイニン(漢方)¥2,200(1週間分)であり、治療期間は1週間~2,3か月程度でございます。
*液体窒素およびベセルナクリームの副作用には陰部潰瘍、紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫等、ヨクイニンの副作用には発疹、発赤、かゆみ、じんましん、胃部不快感、下痢など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。