30代/ 女性
肛門のかゆみを主訴に受診された再発ヘルペスの一例|東京・性病検査・安い|銀座ヒカリクリニック
診断 性器ヘルペス再発
エピソード
絞り込み検索結果:病名 - ヘルペス
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス
20歳代 女性
1週間前に行為あり。2、3日前に40度近い高熱が出て、その時から陰部に水ぶくれのようなものができ始めた。
だんだん肛門の方まで広がり、痛みもひどくなってきたため受診した。調べてみて、ヘルペスのような気がする。
水ぶくれがつぶれて真ん中がくぼんだ痕があり、それが痛かった。
診察にて、両側大陰唇に多発する潰瘍を認めた(Before, 画像1,2,3)。体温は36.8℃であった。
単純ヘルペス特異抗原検査2型陽性。
ヘルペスの診断で、バラシクロビルの内服、ビダラビン軟膏が処方された。
1週間後、症状は軽快された(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代 女性
2週間前に友人とゴムなしフェラ、ゴムなし膣性交を行った。
1週間前から性器にできものができた。ナプキンのかぶれと思い、塗り薬で対応したが、効かなかった。2日前に37.5度発熱した。排尿痛も出現した。
診察では大陰唇、会陰、肛門周囲などに多発する潰瘍を認めた。潰瘍は中心部が白く抜け、周囲が赤く発赤している。
特異抗原検査にて単純ヘルペス2型陽性の結果であった。同時に尿中白血球は陽性で膀胱炎の診断。
性器ヘルペス・膀胱炎として、バラシクロビル、ビダラビンが処方された。1か月後に再発し、同様の治療が行われた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代 女性
2週間前に、友人とゴムなし膣性交をした。1週間前よりナプキンかぶれのような痛みがあった。性器に水穆れができ、排尿するときにあたって痛む。2日前より37.5度発熱あり。
診察では膣口や肛門の周囲に多発する潰瘍を認めた(画像1,2,3,4)。単純ヘルペス特異抗原検査2型陽性。バラシクロビル10日分、ビダラビン1本が処方された。同時に尿からは白血球が検出され膀胱炎の診断もなされた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
10代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス
10代女性、ヘルス勤務。月に17連勤している。
4,5日前からおりもの増加、性器にできものができた。なんか陰部が痛む。最初はカンジダかなと思ったが、昨日見たら赤いブツブツができていて、ヘルペスかなって思った。おしっこするときもめちゃくちゃ痛い。発熱なし。性感染症検査歴なし。
診察では膣前庭部と右臀部にそれぞれ小潰瘍を認めた(Before, 画像1)。単純ヘルペス特異抗原検査にて2型で陽性を認めた。
バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏1本が処方された。1週間後に潰瘍は軽快した(After)。
1か月後、再発し、バラシクロビル5日分が処方された。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
20歳代 女性 学生
1週間前に彼氏とゴムなし性交をした。彼氏は口唇ヘルペス持ちだが、週1回のペースで性行為をしており、症状を来したことはない。5日前に彼氏以外の人と1年ぶりにゴムあり性交をした。
5日前から発熱、4日前から性器にかゆみ、3日前に解熱するも、性器の右側にブツブツが3つできた。昨日、性器の痛みに耐えきれず近医泌尿器科を受診した。膣が切れて、底からばい菌が入っていると言われ、ステロイド軟膏と抗生剤をもらったが、自分としては、排尿時に染みる痛みがあるため、ヘルペスと思う。
診察では左大陰唇、会陰に潰瘍を認めており(Before, 画像1)、性器ヘルペスの疑いで検査を実施した。単純ヘルペス特異抗原2型陽性であり、バラシクロビル10日間、ビダラビンが処方された。
9日後潰瘍はほぼ上皮化し(After)、自覚症状も消失した。
50代/ 男性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス2型)
50歳代男性 未婚 パートナーあり
2,3日前から亀頭や包皮に赤みや腫れがある。
診察では包皮に多発する潰瘍を認めた。悪臭あり。検査にて単純ヘルペス抗原2型で陽性。
バラシクロビル10日分とビダラビン、ゲンタマイシンの軟膏を処方。
6か月後に再発。初発時と比較し、潰瘍は小さく少ない。症状も軽度であり、バラシクロビル5日分とビダラビンが処方された。
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
20歳代女性 3,4か月前から彼氏ができ、最初はゴムを使っていたが、徐々に使わなくなった。
1週間前と10日前に性交をした。4,5日前から性器にできものができ、調べてみてヘルペスと思った。一昨日から発熱した。
診察で、外陰部に多発する潰瘍を認めた。(Before、画像1,2,3,4)
特異抗原検査を施行し、単純ヘルペス1型が陽性であった。
バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏で1週間後にほとんどの潰瘍は上皮化した(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス
20歳代女性 性風俗従事者
4日前からお尻の方にできものができて痛む。数日で大量になってきて、痛い。熱は出ていないが、気持ち悪く、吐き気がある。
診察で、右臀部に3,4か所の水疱(画像1)、膣前庭部に潰瘍を認める(Before)。
検査では単純ヘルペスウイルス2型特異抗原検査陽性。抗ウイルス薬が処方され、6週間後膣前庭部の潰瘍は完全に上皮化していた(After)。
*病変が臀部後ろの方の為、帯状疱疹も疑ったが、水痘帯状疱疹ウイルス特異抗原は陰性であった。
10代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス疑い、細菌性膣症
10代女性 性風俗従事者
2,3日前から外陰部のかゆみ、悪臭、下腹部痛、性器にできものができた。だるさと食欲不振がある。発熱はない。
診察で、両側大陰唇(画像1)、会陰(画像2)、肛門周囲(画像3)、子宮頚管部(画像4,5)などに多発する潰瘍を認めた。またおりものは黄色く、(画像4)多めで膿様で悪臭著明であった。単純ヘルペスウイルス特異抗原検査は陰性であったが、臨床的に性器ヘルペスを強く疑い、抗ウイルス薬内服および軟膏が、細菌性膣症に対してはフラジール膣錠が処方された。
30代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス
30歳代女性 感染経路はパートナー
2,3か月前からパートナーと付き合っている。11日前に性行為をした。2日前に近医で性器ヘルペスの診断。自分で性器のできものは見えないが、手で触るとブツブツしており、座ったりしてこすれると痛む。パートナーはこれまでにヘルペス症状を来したことはないという。
診察では、左優位の両側大陰唇、小陰唇、肛門周囲などに多発潰瘍を認めた(Before)。単純ヘルペス特異抗原検査(綿棒でぬぐう検査)では陰性を認めたが、その後の血液抗体検査CF法では32と高値を認め、性器ヘルペスの診断で矛盾なし。3週間後には症状は軽快した(After)。
約1年後に同様の箇所(左優位両側大陰唇、会陰)に潰瘍を認め(画像1,2)、もう一度単純ヘルペス特異抗原検査を行った所、1型ヘルペスの陽性を確認した。
【解説】
単純ヘルペスには1型、2型があり、かつては口唇ヘルペスが1型、性器ヘルペスが2型と分類されていました。しかし、オーラルセックスの広がりにより現代では2型でも口唇、1型でも性器に感染する事があり、型と部位は一致しない事が知られています。「陰部潰瘍」を持つ患者様は、とても不安な気持ちになるものです。診療所によっては、エピソードや視診にて性器ヘルペスの診断としますが、私たちはなるべく検査で証明する事をお勧めしています。その理由は陰部潰瘍の原因には性器ヘルペスの他、性感染症の分野では「梅毒」などの可能性があり、性感染症以外の分野では「帯状疱疹」「固定薬疹」「ベーチェット病」などの可能性があるためです。
よって、陰部潰瘍がみずみずしい場合はその潰瘍底を綿棒でぬぐい、特異抗原検査を提出します。検査で陽性が出ればヘルペスの診断と型の診断が同時にできます。陰性の場合には、血液検査で抗体を調べ、単純ヘルペスウイルスが体内に侵入した証拠を突き止めます。この患者様は当初ヘルペス特異抗原検査は陰性でしたが、その後の血液検査で抗体が陽性、すなわち単純ヘルペスウイルスによる感染を証明しました。しかし型がわからなかったので、1年後の再発時にもう一度特異抗原検査を提出し、1型が判明しました。1型は2型に比べて、再発が少ない事が知られています。患者様の将来における病気との付き合い方が変わるため、当院では執念深く検査をする事をお勧めしています。*検査結果については個人差がございます。
50代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス
50歳代女性
3,4か月前からパートナーと性行為をしているが、今回初めてコンドームが破けた。6日前に性交後お尻側の性器が痛かった。右側が特に傷ついている感覚があった。数日後よりおりものが出て来たので心配になった。2日前に前医でカンジダの診断をされたが、おりものが黄色っぽいからクラミジアかもしれないとも言われた。診察時に先生から「お尻の穴の所にポツポツあるからコンジローマかもしれない」と言われた。
診察では両側小陰唇外側(Before, 画像1)や膣前庭部(画像2)などに潰瘍を認めた。尖圭コンジローマを疑う病変は認めなかった。
単純ヘルペス特異抗原検査で2型ヘルペス陽性。バラシクロビル10日分、ビダラビン軟膏1本が処方された。1週間後、疼痛は緩和された(After, 画像3)。
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス2型)
20歳代女性 フリーター パートナーは6か月で3人
【既往歴】11歳 帯状疱疹、19歳 人工妊娠中絶
性行為翌日から発熱が3,4日間続いた。のどの痛み、関節痛が出現。コロナ検査未実施。近医泌尿器科で膀胱炎の診断。昨日より抗生剤を内服し、様子を見ていたが、パートナーは尿から膿が出ていて、発熱、排尿痛があったため、これは自分も普通の膀胱炎ではないと思い、当院を受診された。
診察では、左大腿内側(画像1)、恥毛部、右大陰唇、膣前庭部・会陰(画像2)などに多発潰瘍を認めた。2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。
パートナーは淋病を認めたが、本人はのど・膣共に淋菌、クラミジアそれぞれ陰性であった。
1週間後、手足に発疹が出現した。
1か月後、発熱、肝機能異常、手足の発疹は悪化、お尻の穴が痛んだ。診察では肛門に多発潰瘍(画像3)、膝(画像4)・足関節・手掌などに多発する紅斑を認めた(画像5)。梅毒検査陰性、肛門の潰瘍に対し2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。性器ヘルペスによる全身性の発疹と考え、基幹病院に転院。診療情報提供書より、単純ヘルペス・ウイルス性中毒疹が疑われた。
40代/ 男性
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス1型)
40歳代男性 風俗利用者
5年前に梅毒を罹患し、治癒した。5日前に性行為をした。
診察で包皮の浮腫、冠状溝に沿っての潰瘍性病変を認めた。単純ヘルペス特異抗原検査を提出。
さらに1週間後には亀頭に複数の小潰瘍を認め、視診においてもヘルペスを強く疑う所見であった。
結果は単純ヘルペス特異抗原検査1型陽性、2型陰性であった。性器ヘルペスの診断でバラシクロビル15日間、ビダラビン5g1本で治癒した。
1か月後に梅毒の検査を行った。結果は、RPR0/TP320であり、陳旧性梅毒と判断した。今回の陰部潰瘍の原因は性器へルペスで矛盾しないと考える。
【解説】性感染症を疑う陰部潰瘍には性器ヘルペス、梅毒、軟性下疳などがあり、性感染症以外の病気を含めるとさらにいくつかの病気が挙げられる。それぞれに症状の特徴が異なるわけだが、当院の担当医はまず診察をしっかりして、ご来院の時点でどの病気が考えられるかを考え、患者様に伝える。もし、潰瘍がみずみずしい場合は綿棒でぬぐう検査(単純ヘルペス特異抗原検査)ができるので、それを最初に行う。陽性であれば性器ヘルペスの診断となり、もし陰性である場合は血液の検査を次に行う(梅毒TP抗体定性検査や単純ヘルペス抗体検査など)。そのようにして、明確に診断をつけ、患者様の安心につなげる。
30代/ 男性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス2型)
30歳代男性 会社員 パパ活で3人以上の人とゴムなし性交をしている。
5日前に性行為をし、2,3日前から痛みがあり、切れたと思った。これまでに性病の検査をしたことがない。
診察で右側の冠状溝に3,4か所の潰瘍性病変を認めた。(Before)綿棒で患部をぬぐった検査では、2型単純ヘルペス特異抗原陽性であった。
バラシクロビル10日分、ビダラビン5g軟膏が処方された。9日後、潰瘍は上皮化し、包皮の浮腫性変化は改善傾向を認めた(After)。さらにバラシクロビル5日分が処方された。約1か月後の梅毒とHIVの検査は陰性であった。
【解説】ビダラビン軟膏は抗ウイルス作用のある成分が含まれた医薬品で、一般にヘルペスによってできた潰瘍の上皮化を促進する効果がある薬剤である。極まれではあるが、軟膏によるアレルギー反応が出る方もいらっしゃるので、その場合は注意が必要である。添付文書に記載された情報を元に、用法用量を守って正しく使用する事が大切である。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス、梅毒
20歳代女性 ソープ 週2日勤務、1日2人接客
外陰部の痒みがあり、レディースクリニックを受診し、医師からは視診にて性器ヘルペスと診断され抗ウイルス薬を処方された。セカンドオピニオンおよび検査希望で、同日当院をご来院された。
診察で会陰部に2㎝程度の潰瘍(画像1)、両側鼠経リンパ節の腫脹(画像2,3)が認められ、2型単純ヘルペス特異抗原陽性、血液検査にて梅毒RPR64/TP640であった。治療は途中で自己中断された。
【解説:注意すべきこと】性器ヘルペスの原因ウイルスは単純ヘルペスウイルス1型、2型であるが、水痘帯状疱疹ウイルス(いわゆる3型ヘルペス)感染による症状は片側帯状の水疱や潰瘍である。時として性器ヘルペスとの区別が難しい事があるため、医師による診断が不可欠である。インターネットなどには多くの情報が散見されるが、基本的には医療機関、特に性感染症内科への受診をお勧めする。
30代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス、尖圭コンジローマ
30歳代女性 3か月前からスキン着用のソープ店で働いている。
1週間前からおりもの増加、悪臭、性交痛、性器にできものができ、2,3日で悪化してきた。肛門周囲の痛み、排尿時痛、尿が出づらい感覚、発熱はないが、体全体がだるい。
診察では、左大陰唇、恥毛部、会陰、肛門周囲などに有痛性の潰瘍を認める(Before, 図1)。潰瘍底をぬぐい、単純ヘルペスウイルス特異抗原検査を提出するも陰性であったので、血液検査で単純ヘルペス抗体を提出し、陽性。性器ヘルペスの診断。また、診察時には同時に左肛門周囲に1㎝程度の鶏冠状の結節が認められ、尖圭コンジローマの診断(Before)。
まずは抗ウイルス薬の処方を行い、2週間後経過して潰瘍が落ち着いたところから液体窒素による凍結療法が施行され、1週間後にコンジローマの結節は縮小(図2)、さらに2週間後に完治した(After)。
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
尖圭コンジローマ
20歳代女性 ソープ歴1か月 週6日出勤1日6名接客。
4,5日前に熱が出て、同時にお尻の穴が痛かった。どうしたのだろうと思って病院を2回受診した。コロナ検査は陰性。お薬をもらったが熱が下がらない。
診察では、両側大陰唇および、小陰唇に潰瘍が散見された(Before)。38度発熱。2型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。性器ヘルペスの診断で抗ウイルス薬による治療が行われ、1週間後には潰瘍は瘢痕化した(After)。
20代/ 女性
エピソード
咽頭淋菌感染症、性器ヘルペス
20歳代女性 会社員 半年で3人の男性と関係がある。
2週間前にパートナーとコンドームなしの膣性交を行った。1週間前から微熱、咽頭痛を認めた。パートナーはヘルペスのような症状で、現在他院を受診中である。
診察で、両側扁桃は腫大し、左に若干の白苔を認める(画像なし)。膣口に3,4か所の小潰瘍(画像1,2)、子宮頚管部に粗大潰瘍(画像3)を認めた。
のど淋菌抗原検査陽性であり、点滴抗生剤を投与。単純ヘルペス特異抗原は陰性、単純ヘルペス抗体検査で陽性を認めた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
30代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
20代/ 女性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス(抗体検査で確認)、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症
20歳代女性 性交渉の頻度は1,2か月に1回
2週間前に新しい人と性行為をした。1週間前よりおりものの悪臭と性器にできものができた。近医で視診による性器ヘルペス、クラミジア、カンジダ、細菌性膣症の診断が下された。ヘルペスの検査を求めて当院を受診された。診察では大陰唇、小陰唇、肛門周囲に多発する地図状の潰瘍が認められた(Before, 画像1、画像2)。単純ヘルペス特異抗原検査は陰性であり、性行為から約3週間後にHSV CF法を実施したところ、上昇を認め、急性期性器ヘルペスの診断。5日後には潰瘍は上皮化された(After)。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
30代/ 女性
エピソード
両側小陰唇、右大陰唇、クリトリス周囲の潰瘍を伴う1型単純ヘルペス感染
30歳代女性 3週間前に今のパートナーと付き合い、1週間前にコンドームを用いない膣性交を行った。最初はコンドームをしていたが、途中でなくなり、しなくなった。4,5日前から尿道の違和感があり、今は排尿痛がある。陰部の周りにニキビのようなできものができて来た。発熱はない。診察で両側小陰唇に多発する潰瘍を認める。右大陰唇にも1つの潰瘍を認める。クリトリス周囲にも潰瘍が見られる。1型単純ヘルペス特異抗原検査陽性。バラシクロビルが処方され、2,3日で痛みが消失した。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
40代/ 男性
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
After
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。
ご覧になりたい方は、クリックをしてください。
エピソード
性器ヘルペス(単純ヘルペス2型)、淋菌感染症による膿瘍形成
40歳代男性 既婚 マッチングアプリで3か月で3人と性的関係を持った。
1週間前より陰部潰瘍ができ(画像1)、単純ヘルペス特異抗原2型陽性の診断。1週間後に潰瘍の痛みが悪化し、尿道の先が膿んで腫れた。37.2度の微熱が出ている。冠状溝と外尿道口(画像2)の所に膿瘍が形成されており(Before)、冠状溝音それは自壊していたので膿を圧出排膿した(画像3)。さらに同部は外尿道口の膿瘍と内部でつながっており、外尿道口の膿瘍を圧出して排膿した(画像4)。膿からは淋菌抗原陽性、尿淋菌PCR検査陽性であり、抗生剤の点滴を行った。1週間後に症状は完全に軽快した(After)。1か月後に念のため、梅毒検査を行ったが、陰性であった。
*淋病の治療費は、点滴¥8,250-¥11,000でございます。2週間後に治癒検査が必要です。
*淋病治療の副作用として、発疹、じんましん、発熱、発赤、かゆみ、紅斑、吐き気、下痢、ビタミンK欠乏症状、ビタミンB群欠乏症状など報告されております。このような症状が出た場合は担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。
20代/ 女性
エピソード
性器ヘルペス
20歳代女性 ヘルス勤務
性器ヘルペスを繰り返している。肛門の潰瘍から浸出液が出ており、悪臭がする。あまりにつらく、大学病院で入院を懇願したが、断られた。画像1:両側大陰唇から肛門にかけて潰瘍性病変を認める。画像2:両側大陰唇に潰瘍を認める。画像3:子宮頚管部に潰瘍を認める。バラシクロビルを15日間服用し、症状は落ち着いた。
*性器ヘルペスの治療費は、初発:¥7,700(10日分)、再発:¥3,850(5日分)、再発抑制:¥11,550(30日分)、軟膏 ¥1,760でございます。
*性器ヘルペスに用いる内服薬による副作用には、発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症、軟膏による副作用には接触皮膚炎様症状、刺激感、かゆみなど報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。