20代/ 女性
発熱、潰瘍、性器の痛み、排尿時に染みる痛みなどで発症した性器ヘルペス2型初発の一例
診断
Before
閲覧注意
この写真には性器の描写が含まれております。
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After
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Before
エピソード
20歳代 女性 学生
1週間前に彼氏とゴムなし性交をした。彼氏は口唇ヘルペス持ちだが、週1回のペースで性行為をしており、症状を来したことはない。5日前に彼氏以外の人と1年ぶりにゴムあり性交をした。
5日前から発熱、4日前から性器にかゆみ、3日前に解熱するも、性器の右側にブツブツが3つできた。昨日、性器の痛みに耐えきれず近医泌尿器科を受診した。膣が切れて、底からばい菌が入っていると言われ、ステロイド軟膏と抗生剤をもらったが、自分としては、排尿時に染みる痛みがあるため、ヘルペスと思う。
診察では左大陰唇、会陰に潰瘍を認めており(Before, 画像1)、性器ヘルペスの疑いで検査を実施した。単純ヘルペス特異抗原2型陽性であり、バラシクロビル10日間、ビダラビンが処方された。
9日後潰瘍はほぼ上皮化し(After)、自覚症状も消失した。