20代/ 女性
性器ヘルペスが疑われたが、陰部潰瘍の悪化から疑われた一期梅毒の一例
診断 梅毒、膣クラミジア、細菌性膣症
Before
エピソード
梅毒、膣クラミジア、細菌性膣症
20歳代女性 ヘルス歴3年 週3日勤務、1日4名接客。
1週間前からおりもの増加、悪臭、できものができた。会陰周囲に3,4か所の潰瘍性病変を認め、ヘルペスが疑われたが、単純ヘルペス特異抗原検査陰性。細菌性膣症、膣クラミジア陽性で膣錠および抗生剤が処方された。2週間後に本人は潰瘍が改善したと言い、しかし診察すると、左大陰唇および会陰の潰瘍は悪化傾向。左優位両側鼠径リンパ節腫脹を認めた。TP定性検査陽性、RPR16/TP160であり、ステルイズが注射された。その後、クラミジア治癒検査では再陽性を認め、通院は自己中断された。
*梅毒の治療費は、飲み薬1週間分¥5,390-6,160(内服は2-8週間程度必要とされます)、筋肉注射1回¥26,400でございます。
*梅毒に用いる薬の副作用には、など報告されております。このような症状が出た場合はすぐに担当医師へご相談ください。
*治療の効果や副作用には個人差がございます。
→もし今、性器にできものなどがあり、なかなか病院に行きづらい状況にいらっしゃる方は、まずはご相談だけでも構いません。簡単にできるWeb予約をお勧めいたします。
【謝辞】
画像掲載をご承諾いただきました患者様には大変感謝申し上げます。
【注意書き】
治療効果および療養期間には個人差がございますので、症例画像はご参考程度にご覧くださいませ。