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2025.01.26

包茎でなる性病5選!|東京・性病検査・安い|銀座ヒカリクリニック

1.はじめに

包茎は、亀頭が包皮に覆われたままの状態を指します。多くの人にとっては単なる身体的特徴の一つですが、場合によっては性病(性感染症)リスクを高める可能性があります。本記事では性感染症専門医の視点から、包茎が原因で起こり得る性病に関するトラブルを5つご紹介します。

1-1. 包皮内の湿潤環境が細菌やウイルスの温床に

包茎の男性では、包皮の下に湿った環境が作られやすいです。この湿潤環境は、細菌やウイルスが増殖するのに適しています。特に清潔を保つのが難しい場合、雑菌が繁殖しやすくなり、性感染症のリスクが高まります。

トラブル例:
  • カンジダ感染症:通常、女性の病気とされることが多いカンジダ症ですが、包茎の男性も感染リスクがあります。湿潤した包皮内はカンジダ菌が繁殖しやすい環境です。

  • 細菌性性尿道炎:包皮内にたまった汚れが尿道に侵入することで発症することがあります。

予防法: 毎日の適切な洗浄で包皮内の清潔を保つことが大切です。洗浄後はしっかり乾燥させることも重要です。

1-2. 性交時の微細な傷が感染の入口に

包茎の場合、性交中に包皮が引っ張られることで亀頭や包皮に微細な傷が生じることがあります。この傷口が性感染症の病原体の侵入経路となり、感染リスクを高めます。

トラブル例:
  • クラミジア淋病:これらの性感染症は、傷ついた粘膜を通じて感染が広がります。

  • ヘルペスウイルス感染症:微細な傷があると、ヘルペスウイルスが侵入しやすくなります。

予防法: 性交時には必ずコンドームを使用し、物理的な保護を心がけましょう。また、性交後は適切なケアを行うことも重要です。

1-3. 包皮垢(スメグマ)の蓄積がリスクを助長

包皮垢(スメグマ)は、皮脂や角質が混ざり合った物質で、包皮内にたまりやすいものです。これが蓄積すると細菌が繁殖しやすくなり、炎症や性感染症のリスクが高まります。

トラブル例:
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)感染:包皮垢の存在はウイルス感染のリスクを高める要因となります。

  • 亀頭包皮炎:包皮垢が原因で発症する炎症です。

予防法: 包皮を適切に洗浄することが最も効果的な予防策です。特に包皮が長い場合は、定期的な清潔を怠らないようにしましょう。

1-4. 自然治癒が難しい慢性的な炎症

包茎の男性は、包皮の中で起こる炎症が慢性化しやすい傾向があります。特に、繰り返し発症する亀頭包皮炎は性感染症リスクを高める可能性があります。

トラブル例:
  • 再発性亀頭包皮炎:治療を怠ると何度も再発し、感染症の温床になることがあります。

  • HIV感染リスクの増加:慢性炎症により粘膜の防御機能が低下し、HIVウイルスが侵入しやすくなります。

予防法: 症状が出たらすぐに専門医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。また、炎症の予防として、日常的なケアを徹底することが求められます。

1-5. 包茎特有の心理的ストレスが健康管理を妨げる

包茎であることに対するコンプレックスや羞恥心が原因で、医療機関を受診しづらいと感じる男性も少なくありません。この結果、症状が悪化してから受診するケースが増え、性感染症のリスクが高まることがあります。

トラブル例:
  • 早期治療の遅れ:性感染症が進行してから発覚することが多い。

  • 自己判断による誤った対処:誤った情報を基に自己治療を試みることで、症状を悪化させる場合があります。

予防法: 性病や包茎に関する正しい知識を身につけ、必要に応じて医療機関を早期に受診する習慣をつけることが大切です。

2.包茎の手術は性感染症リスクを軽減する?

包茎手術(環状切除術)は、包皮を切除することで亀頭を露出させる手術です。この手術によって清潔を保ちやすくなるため、性感染症リスクを軽減する効果が期待できます。また、手術後は包皮垢の蓄積がほぼなくなるため、炎症や感染の予防にも役立ちます。

注意点: 手術を検討する際は、信頼できる医療機関で相談することが重要です。また、手術後も適切なアフターケアが必要です。
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3.おわりに

包茎そのものは病気ではありませんが、適切なケアを怠ると性感染症のリスクを高める可能性があります。日々の清潔管理を徹底し、必要に応じて専門医の診断を受けることが、健康を守る第一歩です。包茎に関する悩みや性病予防についての不安がある方は、ぜひ医療機関で相談してください。

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記事監修

院長 剣木憲文(けんのき のりふみ)

医師、医学博士
日本性感染症学会認定医
銀座ヒカリクリニック院長

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